小さな子供がいる家では危険な角を丸くリフォーム
歩き始めた子供は、何かの拍子にすぐ転んでしまいます。体の大きさに比べて頭が大きくて全体のバランスが悪いこともあるようですが、ただ転ぶだけではなく、家具の角などにぶつかると思いもしない大きな怪我につながることがあります。
家の中でも何も無いわりと広い空間で転べば、少し泣くだけで済むかもしれませんが、柱や階段などにぶつかる事故は防ぎたいものです。
子供が少し大きくなって走り回るようになると危険性は更に高まります。転倒事故が起きたときに大きな怪我につながらないよう、尖った部分を丸くリフォームしましょう。
家の中でもぶつかると大きな怪我となる危険性が高い箇所はいくつかあります。ドアの周辺や柱、階段などすぐに思いつきそうな箇所以外にも危険が潜んでいるかもしれません。
大人の目線では見つけにくいこともありますので、しゃがむなどして目線を下げて、子供の視点で探してみましょう。自分で探すだけでは不安なようでしたら、同じくらいの子供を持つ知り合いに聞いたり、専門家のアドバイスを貰うのもいいでしょう。
室内の角張った部分を丸くリフォームすることをR加工と呼ぶことがあります。リフォーム業者を訪れて仕上がり具合を確認するのもいいでしょう。
直角に繋がれている壁の角はぶつかると危険な箇所と言えますが、R加工をすることで大きな怪我となる危険性を緩和できます。それ以外のメリットとして、壁紙は直角の角から剥がれやすくなりますが、R加工を施すことで剥がれにくくなる効果もあります。
家の材料である木材は伸び縮みするので壁紙がひび割れたり剥がれたりすることを完全に防ぐことはできませんが、リフォームすることで剥がれにくくなり、同時に子供の事故を防ぐことにもなります。