思い出の品を生かしながらリフォームをする
リフォームをして新しい見た目になることは、気分を明るくしてくれる効果があります。しかし、逆にこれまで親しんできた見た目のものを失ってしまう恐れがあることを考える方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、これまでの思い出を生かしつつ、新しい雰囲気に変えていくリフォームの仕方を検討してみましょう。
そのポイントは、これまで親しんできた思い出の品を取り入れ、それに合ったリフォームをしていくことです。
例えば大きく部屋の印象を変えた場合でも、これまでの柱をそのまま残しておくことで安らぎを感じたり、家族に話題を提供してくれたりすることがあります。小さなころから身長を測り、柱に目印を彫りこんでいた方などもいるでしょう。
その場合にはその柱をそのまま生かすような形にしたり、柱を撤去するのであればその柱を別の場所に移して飾っておいたりすると、思い出を大切に残しながら新しい住まいへとリフォームしていくことができるようになります。
柱などは最初に検討しておかないと、撤去されてからでは残せない場合もあるので、早目に相談することが大切です。
また、思い出の品を生かす形のリフォームの仕方も検討しましょう。柱のように構造的なものでなくても、大きな時計、使い続けたい思い出の家具など、部屋に置きたいものはあるはずです。
何も考えずにリフォームをして、入れたかった家具が入らなかったり、時計の取り付け位置が見つからなかったりすることもあります。
後から調整するのは大変ですし、できないことも多くあるので、初めに置きたい思い出の物の寸法などを考えつつ、リフォームした後でどのように見えるのかをイメージしながら計画を立てていきましょう。